不正出血の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
赤ちゃんが中々授からない為、漢方薬で何とかしたいと来店されました。手足がよく冷えて、上半身はのぼせたり火照ったりするそうです。偏頭痛が酷く、肩こりや目の奥が痛くなるそうです。お腹が冷えやすくイライラしやすくなるそうです。
1か月ほど不正出血がダラダラと続いているそうです。15年ほど前に精神分裂病になり副作用で言語障害が出たそうですが、今は特に問題ないようです。
ホルモン検査
FSH 4.98
LH 3.04
34歳 女性
中国医学的には『脾不統血』と考えらえれます。その為、体力や『血』を補っていく漢方、『血』の巡りを良くしていく漢方、『気』の巡りを良くしてストレスを晴らしていく漢方をお渡ししました。
1か月程して「体ののぼせ・火照りが良くなり、体の疲れも治まってきました」という報告を受けました。不正出血も自然にとまり体調が良いそうです。2か月目には偏頭痛や肩こりも無くなり、体重も3~4キロ痩せてきているそうです。健康的にダイエットもできたようで喜ばれております。
3か月目に入る前に妊娠したみたいですという報告を受けました。妊娠が分かってから体が疲れやすくなり、すぐに眠くなる状態になってきているそうです。その為、急遽、妊娠を維持していく漢方、体力や『血』を補っていく漢方をお渡ししました。まさかこんなに早くうまくいくと思いませんでしたと喜ばれております。
中国医学の考え方は、体力や血液がシッカリ増えてきて子宮にも栄養がいきやすくなりますと赤ちゃんが授かりやすくなりると考えます。個人差がありますが早い方は1~3か月ほどで赤ちゃんが授かられる方もいらっしゃいます。
体が疲れやすい場合は、まず自分の体つくりをしていく必要があります。疲れがたまりやすい場合は子宮にまで栄養が行き渡る事ができません。妊娠を維持するためには体力、血液、子宮力が必要になります。
また、子宮内環境が悪い場合は着床障害や流産を引き起こしやすくなります。お母様とお父様が健康で精神的にもゆとりがあれば、赤ちゃんは授かりやすくなります。それには毎日の食事と睡眠が大切になります。
一人ひとり体質や自覚症状が違う為、必要となるものが違ってきます。色々試してうまくいかない方は是非、ご相談下さいね。
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